リレーエッセイ「私の育自」

毎日が好きなことで溢れている〜育自よ、今日もありがとう。

◆初めて参加した日が特別な日になる
2012年東京・文京区の教会で初めて育自の魔法パート1に内容も知らぬまま参加したのが育自の魔法との出会い。その時の参加者は初めて会った人ばかりだったのですが、今まで封印してきた私の人生を話すことができました。話したことで、また受け取ってもらったことで、自分の人生を受け入れ、頑張ってきた自分にエールを送ることができた特別な日となりました。今でもはっきりとその場面、空気感を覚えていて、6人で作った輪が温かく、美しい涙を流した日として、私の記憶にとどまっています。

◆笑っちゃうPart2の宿題(好きを2倍)
その後、パート1〜3に数回参加し、私も育自をお届けするファシリテーターになりたいと思いました。ファシリテーターになってから、私自身の育自は加速度を増しました。そのきっかけとなったのはファシリテーター養成講座Part2の宿題。その時の好きは「野菜」。食べるにしても、料理するにしても一晩で2倍するには時間がなく、次の日までにどうしようと思ったところ!
『そうだ、野菜を抱きしめて寝よう』
野菜を愛する気持ちを2倍で表現しました。その結果、ビニール袋に入れた野菜達は布団の中で、汗をかいていました。笑っちゃうエピソードです。

◆私の好きの変遷。私の好きは元気の源、そして私の価値観
思い返すと私の好きは「かっこいい女性マドンナ」のツアーTシャツ、「着るほどに&使うごとに味がでる」ジーンズや皮のカバンから始まり、食べ物へと変わってきました。フルーツ、野菜、スムージー、薬膳、味噌作り、甘酒・豆乳ヨーグルト、発酵ジュース、これらの共通点は「身体が喜ぶ食べ物」、つまりは私の元気の源。


今では全てが結びつき「季節や暦にそった食べ物を作って日常生活に取り入れて生きること」に至りました。好きの変遷は私の生きる価値観を表してきていたのです。

◆誰かと一緒にすることが好き。たくさんのファシリテーターとの開催。
私の自慢できる特性として、「誰とでもすぐに仲良く打ち解ける」ということがあります。これは子供の頃からの特性、家族からもらった特性であります。これまでにも約10人のファシリテーターと育自の魔法をお届けしました。さらには育自の魔法以外のWSも産み出されました。「一緒にやろう」とお声をかけてもらうことも、私からお誘いしたことも。私は誰かと「一緒に何かをすることが好き」と気がつきました。

◆参加者からいただけるパワー
育自の魔法を届ける喜びは、参加者の幸せな顔を見ることができること、さらには私もそこからたくさんのパワーをもらえることです。パート1では参加者一人ひとり、唯一無二の人生を一緒に味わさせてもらうことができます。パート2ではノリノリで話が止まらない参加者から半端ないパワーをいただいています。さらにはパート3で未来を語る参加者のキラッキラな目の輝きを見ることができます。

◆私が育自の魔法が好きな理由
「人々に笑顔を!元気を!届けるあったかい太陽」でありたいという願いが私の生きる意義であります。人々に笑顔を、元気を届けるためには私もパワーが必要。その源が「好きを実践する」ことなんです。人の好きから影響を受けて新しい好き始めたり、自分の好きを深めていく。
すると毎日が好きで溢れます。とまらない喜びと幸せに溢れます。2年弱で還暦を迎えますが、幾つになっても自分を育むことができると実感しています。

育自よ、今日もありがとう。もにか