リレーエッセイ「私の育自」

1人で「心を満たす方法」をやりだして変わった私!

私はコーチングに出合うまで、自分の出来ない所を責めたりして心の中は不満だらけでした。
子供が成人して家から巣立っていった時はぽっかり穴があき、何をする気も起こらなくなりました。
生きがいを失くし、喪失感に陥りました。
そんな時にあることをやって、そこから脱出し、心が満たされるようになりました。
何をしたのか?まず、1つ目に心の中に溜めていたネガティブな感情(怒り、悲しみ)を心の奥に押し込めたり、蓋をするのではなく、その感情を裏紙に書き出して、ぐちゃぐちゃに丸めてごみ箱に捨てていきました。
心の中のゴミは心に残しておくと、溢れて、爆発するかもわかりません。
その都度その感情を家に帰ってから書き出していきます。
「なんであんなにボロカスに言われなあかんの~。腹立つわ~。自分のことは棚において、えらそうに・・」や「なんで子供らいなくなってんやろう。私1人やで、これから~。寂しい~。これから何を楽しみに生きていったら・・」

中途半端に出さないですっきりするまで、感情を出し切るのがコツです。

常にネガティブを溜めないようにし、それから自分を労う事も合わせてしました。
「あの時よく我慢したなあ、えらい、えらい。」
そう言ってあげると心が癒されるんです。

2つ目に出来た事、良かった出来事を毎日ノートに書き溜めていく。
良かったとまで思えなくても、昨日より今日出来た事なんかを書いていく。
「今日、初めて作った料理やのに、美味しく作れた~。今日は会社から早く帰れたから、長く読めてなかった本が読めた」
こんな事でいいんです。

毎日「いい事日記」をつけ出すと、朝から「今日はどんな良い事が起こるかなあ」って無意識のうちに探すようになってきて、今まで見えなかった良い事が見えて「あっこんな所に良い事が」って探せるようになってきます。
そうすることによって、当たり前のことが「ありがたい」とか「すごい事」って思えたりしてきて、満足感や充実感が普段でも感じられるようになってきたんです。

それと合わせて、自分を褒めてあげました。
「よく頑張ったなあ。えらい、えらい。」
人は褒めてくれないから自分で自分を褒める、自分でほめても心は癒されます。

今まで、やれない事を見てきた私は不満ばっかり募っていて、自分を良く責めてました。
しかしこの2つをするようになってから「何が出来ていなくても」「何かを急に失っても」喪失感などのネガティブな感情はわりと早くに無くなるようになってきました。

周りに何かを求めたりするのではなく、
「自分で自分の心を満たす」

これ簡単にできるので、皆さんもやってみてください!!