リレーエッセイ「私の育自」

私の歴史&好きなこと

こんにちは!&はじめまして!

ゆいちゃんこと鈴木結子です。
わたしは群馬県の前橋市に住んでいます。
ここ数年入院したりして、カラダを第1にし仕事は無理をしないよう続け、育自活動は2年ほどお休みしています。

そんなわたしですが、リレーブログのバトンを受け取りましたので「私の歴史&好きなこと」を書こうと思います。ブログ版Part1,2と思って、お読み頂ければ嬉しいです。

それから、写真O Kとのことなので、育自W Sの思い出の写真を一緒に載せさせていただきます(文面と関係ありませんが〜^_^;)(写真:私のデビューWS。コーチング講座受講生に声をかけて開催。ひとみちゃんがスーパーバイズしてくれました♡)

さて、わたしのだいすきなこと。それは「コーチング普及活動」です。

コーチングとの出会いは2001年。

ママ友に誘われて日本コーチ協会のカンファレンスに参加したのが始まりです。
何も知らずに、誘われるまま参加しました。
講演でアメリカ人の女性プロコーチが、コーチングとは何かについて話したのを聞いて、人を応援する手法だと理解しました。(当時は、これで精いっぱいの理解でした〜)

ですが・・。

「コーチの仕事の90%はね、相手の話を聴くことなのよ〜」

そう言われて、わたしの頭の中は???に。

何故、人の話を聴くことが支援になるのか全く理解できなかったのですが、その謎は、その後の体験で生涯忘れられない程、わかりました。

それは、講演の後のランチでのこと。

その時知ったのですが、ママ友はプロコーチでした。それで、仲間のコーチ2人を誘って同じテーブルについたのです。知らずしてプロコーチ3人とランチすることになりましたが、最初は当たり障りのない会話をしたと思います。

それがいつの間にか自分のことを話し出し、気づいたら、他人には話さないことまで話して泣いている自分がいました。

泣いたことも、他人に向かってさらけ出すようなことを話したことも、そして不思議な満足感や心が軽くなる感覚も、まるで魔法にかかったみたいな出来事でした。

これがプロコーチの聴き方なのかと、なんとなく理解したように思います。

それにしても、共感しながら励ますでもなく、否定するでもなく、真剣に聴かれたのは、人生で初体験でした。そして、聴かれることで、励まされ、心にしこった塊が解け、自信と勇気がわいてきた体験のインパクトはとても大きく、私もそんな聴き方のできる人になりたいと思ったことがプロコーチになるきっかけになりました。(写真:コチラも講座受講生とpart1をした時のスナップ。超、狭い会議室で密になって、女の人生1代記をそれぞれが語り、泣いて笑って、異様な盛り上がりを見せました。)

あれから20年。
ずっと人の話を聞き続けていますが、とても感動したことがあります。

それは、個人セッションをしているとクライアントが必ず愚痴や諦め、思い通りにならないことのジレンマなどを話したくなる時が訪れます。そんな時は、最初に聴いてもらった原体験を思い出して、聴くことに徹します。すると、クライアントが「俺(わたし)は人の役に立ちたいんだ!」と心の底から絞り出すように言う時が訪れるのです。

立て続けに20人ほどのクライアントが同じような体験をし、同じことを言ったのを聴いて、驚きながらも「人って同じだ!」と心の底から感動しました。

コップの水は、空にならなければ新しい水は入りません。

聴くことで、本人の心の闇が空になると、本当の願いに満たされていくのだと思いました。そうした経験から、コーチングができる人が身近にたくさん増えることを願って、町のコーチ塾を始めました。

なかなか思い通りにはいきませんが、それでも身近なコーチ達が少しずつあちこちに増えていくことで、教育現場や、介護、ビジネス、地域活動、夫婦関係、子育てなどで幸せな化学変化が増えています。幸せな笑顔が増えて、人を信頼し、希望に向かって歩ける「ユニバーサルなコーチング」ができる人が増えていくことで、世の中がもっと幸せな社会になると信じて活動を続けています。

一緒に活動してくれる方がいたら、ぜひ、ご一報ください。(写真:コーチ仲間主宰で part1〜3を東京・鎌倉で開催。2はしょごちゃん、3はひとみちゃんとコーファシリ。アメリカ在住女性達の一時帰国者が対象でした)

とはいえ、連続して学び、身につけるコーチング講座は、あまり気軽とはいえないのですが、育自のワークショップは、人にも自分にも関心を寄せて、良いところを見つけながら「聴く」ことが自然にできる場です。

その鍵は「信頼関係」

自分に、相手に、メンバー全員に、場に向けて約束していくことで自分に対しても、他者に対しても信頼していこうという鍵になるのではないかと思っています。

気軽に参加できて、体感しながら本質に出会える育自は、心のクリーニングになったり、自分との出会いになったり、希望につながったりすると思い出しました。

久しぶりにW Sをしたかつての写真を眺めながら、また、やってみたいなあ。
いや、やろうと思いました。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

(写真:縁もゆかりもない「宇都宮」で無謀開催。頓挫しかかったところをたけぴとゆうこちゃんと共に無事開催。友達に助けられたり、梅ちゃんとの出会いもありました〜)