リレーエッセイ「私の育自」

つつみ隠さずに言葉にしてみると、育自が開けた

こんにちは、初リレーエッセイを書かせていただきます池永良恵と申します。
2020年12月にファシリテーターの仲間入りをさせていただきました。1月と2月にはドキドキのファシリテーターデビューをさせていただきました。

◯育自の魔法で一皮むけた?
育自の魔法の中で最近、気に入っているものがパート2です。
パート2はこれまで3回参加したのですが、3回とも異なるジャンルについて話しました。

今思えば、1回目はたくさんの人からウケが良さそうな「グラフィックレコーディング」。
2回目はちょっとマニアックな「雑誌のコラージュ」。
そして3回目は賛否両論が分かれそうな「毎日30分の家庭学習」。

3回目の「好きなことが家庭学習!」という内容については話すかどうかを随分と悩みました。
しかし、その頃の私は、子どもとの家庭学習の時間が大好きでしたので、最後まで迷いながらパソコンの目の前に一緒に取り組んでいる問題集を用意したのです。

その日のファシリは前田ちかさんでした。
ちかさんが4つの約束の「2つ目は『相手を大事に』です」と言葉にしたときに「あ、今日、家庭学習について話しても大丈夫かもしれない!」と確信をもちました。
「この場なら、きっと『家庭学習が好きです』と言っても大丈夫。否定されないと思う」
と直感で感じ、それでもドキドキしながら「私は子どもとの家庭学習が好きなんです。」と話しました。

◯ホメホメシャワーまで自信をもてた!
家庭学習について熱く語った(笑)後、やはり参加者のみなさんとちかさんより暖かなホメホメシャワーをいただきました。
「自分が好きなことを否定されなかった!良かった!」と安心した上に「自分もお母さんが一緒に勉強をみてくれてうれしかった」と参加者のお一人から言葉をいただきました。
その方のお言葉はもしかしたら私への褒め言葉ではなく、ご自身の回想かもしれなかったのですが、その一言に私は「今やってることが自分の子どもにとってもうれしい未来になるのかもしれない」ととても勇気づけられました。

これまでの私は「相手からも認められることを選んで、言葉にしなくては!相手のことを一生懸命褒めなくては!相手がよろこぶことを言いたい!」と必死に言葉を探したり、上手く言えなくて落ち込んだりとしていました。
しかし、相手を一所懸命誉めなくても、ただただ自分のうれしかった過去を話すことで相手にとってもうれしいことになるならば、気負わなくてすみますし、上っ面だけの言葉を必死に考えるよりもずっと相手の心に伝わる!と思うのです。

◯まだまだ育自は続くよ、どこまでも。
育自の魔法パート2のおかげで一皮剥けた池永です。
自分の好きをかくさなくても良い」
相手をよろこばせようと気負わず、温かい気持ちで話せば大丈夫」
と思うと、随分と楽になりました。

実は最近、パート1を受けなくても、パート2を受けることができると知りました(笑)。
人生を語ることも楽しいのですが、ハードルが上がるなと感じる方はパート2からでもオススメします

私の育自も「まだまだこれからだ!」と思っています。
そのためにも、まず家族や周りの方に対して4つの約束を守れる私でありたい」と改めて思うことができました。
自分の気持ちももっと大事にしていいことを学ばせていただけた2021年2月の育自の魔法パート2でした。

ここまで読んでくださったみなさん、本当にありがとうございます。