「好き」の裏に隠された真実
私の好き
私の「好き」は楽器(トランペット)を演奏することです。
なぜトランペットが好きかというと、それは「目立つ」からです(笑)
もともと、中学校の時に始めた吹奏楽部ではトロンボーンを吹いていました。でも、ヘ音記号が読めない私は、音符を全部ト音記号に置き換えて演奏していましたし、トロンボーンは中音域でどちらかというと周りの下支えであったり、裏メロディーを吹いたりしてあまり花形的な存在ではないと感じていました。
そんな諸々の理由により、高校に入ってからトランペットを始めました。しかし、今考えるとそれよりもなにより女子にモテたい!カッコよく見られたい!というミーハーな気持ちが強かったように思います(^O^)
結局、何の効果もなかったですが・・・・(笑)
私が今所属しているのは15人~20人編成のビッグバンドで、ラテンやジャズを演奏しています。今は「好き」が高じて3バンド掛け持ちで活動しています(^O^)
トランペットの魅力
ビッグバンドでは、トランペットは超花形のセクションでバンドをリードしていく存在でもあります。
特に1st(read)トランペットはバンドのカラーを決めてしまうくらい重要な存在なのです。
だから、ミストーンは許されないし、バンドを引っ張っていくリーダーシップやビッグバンドでは欠かせない超高音も要求されます。
結構プレッシャーがかかるポジションなのです(^_^;)
でも、私は1st(read)トランペットが好きなのです!
それは、プレッシャーの中にもreadとしての表現の自由や創造があり、そして限界を超えるハイトーンへの挑戦があるからです。
自分の表現が受け入れられた時、バンド全体をリードできた時、そして限界を超えたハイトーンが出た時の快感は何とも言えないものがあります。
本番よりも練習が好き!
3バンドも掛け持ちしていると、平均すると月1回の発表の機会があります。
それは自主ライブであったり、依頼演奏であったりします。本番はたくさんの聴衆に向けて表現できる場所なのでとても楽しいです。
みんなで演奏する楽しさ、伝える楽しさ、喜んでもらえる楽しさ、緊張とプレッシャーもすべて含めて楽しく感じられます。
しかし、私は本番よりもリハーサル(練習)が好きです。
なぜ?
それは「結果」ではなく「過程」を大事にしている自分の価値観から来ているのではないかと思います。発表することよりも、本番までにみんなと一緒に創り上げていく過程がとても楽しく感じるし、その瞬間が一番自分らしくいられます。
ちょっと変わっていますね(^O^)
「練習嫌いの本番好き」という人は結構多いですけどね(笑)
育自の魔法の魅力
育自の魔法で「好き」を語ることで、自分をよく観察して俯瞰してみることができるし、なにより自分のことをよく知ることができます。そして、「好き」を語ることで気持ちが明るくなり、幸せな気持ちになれる。それがまた聴いている人を幸せな気持ちにさせるという波及効果がとても素敵だなと思います。
これは私の演奏活動にもつながっているような気がします。