リレーエッセイ「私の育自」

実は自分のため

●育自との出会い
私が育自の魔法に出会ったのは、今から6年前のことです。
当時住んでいた熊本で山口ひとみさんからpart1を受けました。
それ以前から育自の魔法の活動に関わっている友人がいたので、このワークショップの存在は知っていました。ですが、長らく「育自の魔法」は子育て中のお母さんのためのもので、自分は対象外と勘違いをしていました。

受けてみて驚いたのは、人生を語り合い、認め合うことで生じるインパクトの強さ。
この感動体験を他の人と分かち合いたい!、追求したい!と心に響くものがあり、ファシリテーターになりました。

●人生の物語に興味津々
初めてのワークショップは2013年11月、一緒にファシリテーターになった仲間と熊本の阿蘇で開催しました。以来、熊本の他、広島、神奈川、東京、そして今住んでいる岩手で不定期に開催を続けてきました。

6年たっても続けている原動力は、いろんな人の山あり谷あり、人生の道のりを聴くのが大好きだからなんだろうと思います。
ワークショップが終わりに近い時間になると、参加者の皆さん、いろんな困難を乗り越えてきたんだなと愛しさを感じる、その感覚が大好きだからかもしれません。

●ファシリテーターの活動も
育自の魔法で得られる感動体験を他の人に届けたい!その魅力を探求したい!と活動をしていますが、やってきて思うことは、自分自身の心がどんどん育まれていること。
参加者の方が心に響く体験をしていると自分の心も共鳴して幸せホルモン(オキシトシン)が分泌されているように感じます。
これからも育自の魔法の活動を続けて感動体験を届けつつ、自分自身の心も育み続けていこうと思います。どんと晴れ!