リレーエッセイ「私の育自」

どんな自分も好きと言える自分になった

育自との出会い
はじめまして。 熊本でファシリテーターをしている「りかちゃん」です。
私の育自の魔法と出会いは、熊本で同じくファシリテーターをしている堤良弘(マンボ)さんから声をかけてもらい、一緒に外岡卓之(トノ)さんが主催する育自の魔法に参加したのが最初でした。
体験してすぐにとてもいいワークショップに出会ったと思いました。
終わった後のなんとも言えない温かい感じがとても好きです。
この感じをみなさんに体験してもらいたいと思い、ファシリテーターになりました。

★ベクトルが自分に向くようになった
昔から自分のことより人のことを優先したり、迷惑をかけないようにしたり、人の評価が気になっていた私でした。周りからいい人でいたかったのです。
その時の私はベクトルは自分ではなく、他人。自分のことは後回しにしていました。子供ができ、今度は良いお母さんでいなくてはと思い、どんどん苦しくなる日々。何かがしたいからするではなく、しなきゃいけないからする。そんな日々を過ごしていると、落ち込み最後は自分を責め出しました。


そこで出会ったのが、マンボさんであり、育自の魔法でした。
そこで学んだことは、
 自分を責めることは一番してはいけないということ。
自分のことを好きでいてあげないと誰も他人は好きになってはくれないと思いました。
そして、
 人生の中でしなきゃいけないことなどない、したいからする!
という思考に変わりました。
そしてもう良いお母さんはやめたと思うようになり、人の目が気にならなくなりました。
 ベクトルが自分に向くようになったのです。
何かがあっても自分の意見を確かめるようになりました。「私はどうしたい?断りたかったら断っても良いんだよ」というように。
そして、
 どんな答えを出しても自分を否定しないこと。
そう思えるようになり、かなり気持ちが楽になりました。

これから
私は自分が母となり、社会から離れ、育児家事をこなす日々の中で、私は本当にこれで良いのかな?と思うことがありました。
母業って、誰にも褒められたり認められたりすることが少なく、して当たり前の感覚があるように感じます。
そんなお母さんたちに育自の魔法を伝えていきたいと思っています。
家族や子どものことを優先的に考えているお母さん。
自分にベクトルを向け、頑張ってる自分を褒めて認めてあげることがいかに大事であるかということ。
お母さんが笑顔になれば、家族が笑顔になり、世界が変わります。
日々頑張っているお母さんたちに届いていきますように。