リレーエッセイ「私の育自」

育自は『ありのままの自分に戻れる場所』

◆人生の節目
2015年、仕事一筋の生活。常に役割を演じていた私。
退職を迎えるにあたって、今後「何をして過ごそうか?」
すごく不安な時期でした。

そんな時に回覧板でみた、近くの公民館で「大人の生き方学」講座
直感で何かヒントがありそうな予感がありました。

実はそれが、育自の魔法でした。

◆初めてのワークショップ
初めて会った参加者同士。
私は、どんな人間だったか見失っていることに気づき
それでも否定されずに、「うんうんうん」と聞いてもらえ
褒め褒めシャワーをもらい
居心地の良い2時間のワークショップが終わりました。
私は今までの緊張からすっかりほどけ明るい気分でリラックスしました。

帰り、ランチに誘いあいレストランで育自談義。
わずか2時間の出会いが前から知り合いのように会話がはずみました。

それから、すっかり育自にはまり3年つづけてワークショップに参加。
3年目には友人3人を育自に誘い、皆で「育自のための小さな魔法ノート」を購入しました。

◆『育自のための小さな魔法ノート』からの繋がり
早速、育自ノートで読書会が始まりました。
ちょうどzoomでひとみちゃんの読書会が始まりすぐ参加させてもらいました。
それからご縁があり東京開催のファシリテーター養成講座に参加しました。
熊本・青森・岩手・仙台・埼玉・都内からの参加者。
皆さんの感性豊かな話しを聴き、素晴らしい気づきをもらい

 人生は無限大!

新たなスイッチがはいりました。
読書会は現在進行中ですが、サークル内だけでなく『自分を磨くには?』と考え、グループホームでの傾聴ボランティア活動を始めました。
認知症の方も自分の話を聞いてもらいたい方は多く、育自の魔法のエッセンスはおおいに役立っております。

『誰かのため』➡『自分の成長』でした。
「あ~私、こんな事が好きだった!」と実感しました。

これからも、育自の綿毛をあっちこっちに飛ばしてもっともっと前進したいです。