リレーエッセイ「私の育自」

育自は気持ちの着ぶくれ解消♪

☆育自との出会い
「育自のための小さな魔法」この言葉を初めて聞いたのはもう10年くらい前。
当時、私は「ケアする人のケア」をしたいと思い、フリーランスで講師の仕事をしたり、「ふくしのまちづくり」をお手伝いしたり、友達とNPOを立ち上げていろんなイベントを企画したりと自由気ままに生き始めた頃。
「育自」という言葉を聞いた時に、私の思う「ケアする人のケア」に通じる何かを感じました。

当時、私が住む愛知県でワークショップが行われたこともあったのですが、日程が合わず、それならひとみさんを呼んでワークショップ開催してしまおう!と思い、運営しているNPOで開催することに。
その時私はしっかり参加はできませんでしたが、参加者のイキイキとした表情と温かなエネルギーがとても心地よく、私の心も温かく幸せな気持ちに。
そして、「このエネルギーを私の身近にも広げたいな」と思いファシリテーターになることにしました。

☆私の育自~着ぶくれを解消する~
養成講座を受けた後、一緒に受けたメンバー達と「愛知-ム」をつくり、愛知で育自の魔法ワークショップを開催するようになりました。私自身の本当の「育自」が始まるのは、実はここから。

育自の魔法の4つの約束のキーワード「自分を大事に」が自分の中でしっくりしはじめたのは、ファシリテーターになってしばらく経ってからだなあと今思います。

私は、自分以外の人やものに対して力を注ぐのは得意なのですが、自分自身のことになると後回しにしたり自分が頑張りすぎてしまったりしてしまいがち。
仕事でもプライベートでも、いつもどこかで自分よりも自分以外が先になるのが自然すぎて、でも気づくと苦しくなっていて。いわゆる頼り下手さん。

育自の魔法のワークショップで「自分を大事にする」と言いながら、最初は自分が一番よくわかってなかったです。
それが、ワークショップで自分のライフラインを描き、自分自身のことを話し、ホメホメシャワーを浴び、好きなことをめいっぱい語る、そんな体験を何度も何度も繰り返すことで、自分自身の今の気持ちに気づきやすくなりました。
気づくことで、今どうしたいのかに目を向けることができるようになってきました。
私にとっては、純粋な参加者としてワークショップに参加するよりも、自分の得意とするところの性質を活かしていたことがよかったのかもしれません。

特に変化を感じられたのは自分の好きなことを語るpart2で、自分のいろんな好きを探していきました。
語ってみてこれはちょっと違うなと思った「好き」もあります。
「好き」の理由付けを考えてしまったことも。
でもその経験を経て「好き」は「好き」だけでいい、「好き」に何か理由付けをする必要もないんだと実感でき、「好き」に没頭している時間を本当に楽しめるようになりました。
ちなみにこれを書いている今現在のホットな「好き」は、とあるyoutuber。
これまでyoutuberというものに全く興味なかったのですが、「好き」が溢れ出ているその人の動画に自然と笑顔がでてきて気づくとハマっていました。
様々な不安が渦巻いている今、「好き」は、ホントにパワフルで、人の元気の源なんだなあと改めて実感しています。

そしてもう1つ、私の育自にとって大事な存在、愛知-ム。
いつも一緒に活動している訳ではないけれど、育自の魔法の世界を大事にして暮らしている愛知-ムのメンバーとの関りは、苦しめていた「自分ががんばらなきゃ」というクセを少しずつ解放してくれたように思います。
「自分を大事にすること」は「人を信じること」に繋がるんですね。

こう思い返してみると、私にとって育自は、自分が生きていく中で身につけてきたものを外してみていっている、その繰り返し。
そんな風に感じます。